昨日は「1967?1970」が真骨頂と書きましたが、実はもっと衝撃的
だったのが・・・「
John Lennon/Plastic Ono Band 」(通称”ジョン魂”)
今までは「
Imagine 」に思い入れがあり(高一の時、白山通りのヤマヨネ醤油でバイトした金で購入)曲内容も最高と思ってた。
けど「M3」で聞いてからは実は逆転してしまいました。
※どちらも2000年発売の「ミレニアムエディッション」(リミックス&リマスタリング)をi-Tuneで聞いてます。
もちろんアナログ盤でも「ジョン魂」聞いてましたが、若さゆえそのシンプルさが物足らず、理解できなかったのでしょう。
冒頭あの有名な鐘の音(ウエストミンスター?)からMother~♫と切れ込んでくるJohnの声。バックもリズム隊+ピアノだけなのに・・・。
音もズッシリと、それにフィルスペクターサウンドなのに透明感あり
(ここらは「ミレニアムエディッション」大正解!)
後半のJohnのシャウト(というかイヤ
叫び というのがふさわしい)が
鬼気迫るとしか言い様がない。(全体の曲調は明るい感じすらする)
2曲目「Hold On」では左右にJohnのヴォーカル。これが素に近いほどリアル。
途中「グッキ?」(と聴こえる)と右chから突然叫ぶんで心臓に悪い。
「Love」の30秒近くもあるピアノのフェイドイン。これもアナログ盤と違い針音でマスキングされないんで聴き入る。
全部紹介してるヒマないけど、ともかく
「何でここまで自分をさらけ出すの?」 っちゅうしかない。その詞にしても歌唱にしてもここまで
裸 になって音楽を作るのか。
ビートルズや父母からの決別するには一旦極限までイッテ、リセットするしかなかったんでしょうね。でも記録として残るんだからね。
こんな
「私的」 で
「痛い」 アルバムを私は知らない。
このアルバム聴いたら「Imagine」もよくできたラヴソングアルバム・・・のような気すらする。
まぁでも「ミレニアムエディッション」を「M3」で聴いたからこそ
発見出来たのかもね。
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2006/06/30(金) 23:52:18 |
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デジカメ買うのヤメて買ってしまった
BOSE M3。
約1ヶ月たちましたが、一言で言うと「イイ!
」
「すごくイイ」です。
こんなちっこいのからなんでこんな低音出るんだろ。
定位はビシッと決まるし、分解能が高く色んな音が聞こえる。
iMacG5の脇に置いてるんでCtoC=60cmで耳までそれぞれ約67cmの
距離で内側に少しフッています。
i-TuneにCDから非圧縮で取り込み聞いてます。
特に良かったのが仕掛けの多いSteely Dan[aja],10CC[Best],Pink Floyd[the Dark Side of the Moon]
アコースティックな空気が良いライヴ盤、Rickie Lee jones[Naked Songs]
だけど自分にとって真骨頂はthe Beatlesの[1967~1970]通称「青盤」。
中?後期の「ビートルズマジック」が集約されている・・・
’98年に(多分)リマスタリングして出された分オリジナルアルバムより
鮮度が向上している。
全体の印象として「
パーカッションが効いている 」
マラカ(ス)、タンバリン等がスパイスとして結構フリカケてある。
そして中期はサイケの影響から定位を動かしたり、実にエフェクティブ
だ。
細かく言うと・・・
「
Strawberry~ 」はマラカ(ス)が目立つ、それも中身の(粒が)少なめのヤツだ。
「
A Day in the Life 」のイントロのアコギが「あ?やっぱりgibson J-160Eだ」
「
All You Need is Love 」の漂うようなストリングス。でもこれは30cmシングル盤の方が上。
「
I am the Walrus 」サイケの極致。途中から頭の中に定位し最後はモノラルへ移行して終わり。
「
the Fool on the Hill 」シンプルなだけにヴォーカル、リコーダー、ハーモニカの音色がイイ。
「
Hey Jude 」リンゴのタンバリンが始めズンズンチャッと叩き後ではズンチャズンチャと後ノリになる。
「
While My Guitar~ 」普通センターのアコギがイントロの後はダンゴ状態で聞こえないが、
最後まで聞こえる。左チャンネルに小さくカスタネットのようなパーカッションが聞こえる。(ギターソロの途中から入るタンバリンとは別)
ここら
収録曲は8トラックの機材導入により透明感がup。 「Get Back 」それまでと一転してライヴ感あふれてる。 「Octopus's Garden 」シンセの効果音が左右に動き廻る。 等々、書き足りませんが「ビートルズマジック」と言われる所以を垣間見ました。 これまでは手品=マジックをテレビを通して見てたとするなら、今回は実際に眼前でクロースアップマジックを見たような感じ。それに目の前で見てもタネが解らずますます不思議に思えるような・・・。と例えられる。 これまでラジカセやiMacG5内蔵スピーカーでは見えなかった(聴こえなかった)マジックを描き出すBOSE M3やっぱスゴイわ ?明日へ続く?
2006/06/30(金) 00:12:21 |
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世の中似てる(似てしまった?)曲って言うか、あるよね。
ビ○ンと松○○子の曲とか・・・。
HONDAのCMで流れる曲、ザ・ハイロウズの「日曜日よりの使者」 を初めて
聞いた時カバーかと思った。
「シャララ?ラ、シャラララ?ラ、シャララ?ラ、シャラララ?」
あの誰でも口ずさめるフレーズ。
昔聞いた事ある洋楽の曲だっ!
STEAM ってバンドの
「Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye」 って曲。
確かBillboardのチャートで1位取ったって聞いたことあったんで、
いつ頃だったか調べましたヨ。
1969年12月に見事1位獲得。前週はビートルズの「Come Together」、
翌週はピーター、ポール&マリーの「Leaving on a Jet Plane」と
ビッグヒットに挟まれてました。
イマとなってはCMのが頭に残ってて口ずさもうと思っても
ハイロウズのヤツになってしまう
でもイマ聞いたらそうも似てなかったりして
2006/06/27(火) 22:26:45 |
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秋川雅史 という人が歌う「
千の風になって 」って最近ラジオでよくかかる。
(仕事の車ではAMしか聞けんけど)
クラシックの発声で 歌詞が・・・
「
私のお墓の前で泣かないで下さい。私はそこに居ません? 」
なんてピアノとオーケストラをバックに歌われるんだから、耳に残るはなぁ
よく聞くとスピリチュアルな内容です。
なんでも「
新井満 」という人が自分の葬儀でかけてくれるよう作った曲らしいんですが・・・(もともと英語詞はあったらしい)
クラシックの(発声で歌われる)曲はなかなかラジオでかかることも無いんで、
それだけでも珍しいけど詞の内容に始めはビックリするぞ?。
<
秋川雅史 イケメン!? (HPより借用)>
2006/06/25(日) 01:28:32 |
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九品寺に新しいレコ屋が出来てた。1週間ほど前から気になってたが、
今日ようやく行ってみた。
「BEGINNERS Records」 まだ店内には整理のつかないレコード、CDが山積みだ。
「シュガア盤屋」「ウッドペッカー」が無いイマ飢餓感もありウレシイ
在庫数は前述2店には及ぶべくも無いがこれからに期待しよう。
いくつかのCDの候補から
the Jayhawks の
「Tomorrow the Green Grass」 を購入。(998円也)
<
袋のHPアドレス間違ってんぞ!>
2006/06/22(木) 22:48:14 |
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7月8日の「流団バザールライヴ」の打ち合わせ兼ねて・・・
白山通りの「浜勝」での昼定食。
着いてみると他の3人が既に
ゴマをスリスリ (どうやらココではお約束の前フリ儀式だ)
「ごっそさ?んした」
<ポスター、歌詞、CD作りでややお疲れの?デブモ師匠>
<昼食食べたらぬ?二人>
2006/06/21(水) 22:55:11 |
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次々とアップされるんで早くお知らせせねば・・・。
来る7月8日(土)「かみひこうき」(tel 096-380-6492)において
Elizabeth,Steve,Ti&Yone によるライヴあります。
(CSN&YならずEST&Yか!?)
先着1000名限定、オールスタンド、前売り2000円、ドリンクチャージ500円の格安にて! 大好評につき売切れ必至、お早めに!!
な?んて言ってみたいなぁ
一夜限りか?
「流団バザール」 (熊本流通団地協同組合)って名乗ってやりますんでそこんとこヨロシク
ukeke ,
Beth ,
空廻り etcごらんの方々もやってくるぞ!
2006/06/19(月) 23:11:14 |
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ひび割れて気になってたバイクのタイヤを交換しました。
「
ginrin 健軍店 」にて予算もあまりないことで「
vittoria TOPAZIO pro 」に・・・。
今日昼過ぎに店に取りに行きました。会社もひけて、少し遠回りして帰る。
オォ?!
踏み出しが軽く、柔らかい感じがする 。タイヤは大事だよね。
店に行った時にブレーキ他のメンテについてオヤジさんからアドバイスを受ける。
今まで適当に乗ってた自分が恥ずかしい。これからはもっと気をつけて乗ります
バイク(自転車)に限らず
「科学」と「芸術」 から成り立ってるから奥が深いし、オモシロイ。
2006/06/13(火) 23:26:50 |
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合成じゃナイヨ BOSEから ”握り拳大のスピーカー”の振れこみで3月3日に発売された通称
「M3」(Micro Music Monitor) 。
ようやく6月3日に到着いたしました。(師匠、
合成じゃナイスヨ!)
出るという話し聞いても(その大きさから)触手は動かなかったんですが・・・
1:iMac G5内蔵スピーカーではどうも足らない気がして、せっかくiTuneLibralyも充実してきたので外部スピーカーを使ってみたい(ウチではiTuneは非圧縮)
2:条件として大げさなヤツはX.パワーアンプ内蔵型。FOSTEX NF-01Aも考えたんですが・・・やっぱ合わんよねぇ?デカイしDTMやってるわけでなし。第一ウチではiMacはリヴィングに鎮座してますもん。
小ッちゃくてイイやつないかなと探すうちにBOSEが浮上。実はこの「M3」BOSEのネット販売か全国の直営店でのみの販売。
1月の発表⇒予約が殺到してるとかで1?2ヶ月待ちとのこと。価格もパソコン用パワードスピーカーとしては49800円と高い。
でもなかなか手に入らぬとなれば余計に欲しくなるのが人情。とりあえず現物を見に行くかってんで、4月9日(日)に
九州では唯一のボーズファクトリーストアのある鳥栖プレミアムアウトレットへ出かけました。 店に入ると流行りのホームシアターのデモを盛んにやってるなか「M3」はっと・・・あったあった、一角にこじんまりとポータブルCDプレーヤーにつながれた試聴機が。
近づいて聞く限りでは良さそう・・・(ガヤついてる店内では中々細かいとこまでは判りませんが)
小さいながらもアルミキャスティングの筐体がズシリと重い。(片側600gあるんだと)
色もシルバーでiMacに似合いそう。デザインや質感だけでも"買い"でしょ。
とウチの財務大臣に合図を送り、
「M3く・く・下さ?い。」と予約。(当然在庫はナシ)
「イマですと5月末ぐらいでしょうかね?スミマセン」と店員さん。
何人くらい手に入れてるのか知らないが「生産調整してアオってるんじゃ?」と勘ぐりたくなるくらい。
といったワケで約2ヶ月待ちました。
2006/06/06(火) 16:20:52 |
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んで[You Tube]での「
Johnny Cash Show 」ですが前に書いた通り1969年?1971年までABCテレビで全米に放送されてます。
ホストのCashとゲストの楽しいパフォーマンスやおしゃべりが目玉のようですが、キラ星の如きスターたちとの共演。
カントリーからRoger Miller,Merle Haggard,Waylon Jennings,Kris Kristofferson,Glen Campbell,Chet Atkins
ブルーグラスからJohn Hartford
フォークからOdetta,Pete Seeger,Arlo Gathrie等々
Bob Dylanなんか隠遁生活からウディガスリー追悼コンサートを経てようやく復活した頃だし、Joni Mitchellもまだ2枚ほどアルバム出した新進気鋭の頃、Roy Obison,Ray Charlesはいい意味で相変わらずで素晴らしい。
The MonkeesはPeter Talkが脱けた後の三人組。Tony Joe Whiteの回はElvisで有名な「Polk Salad Annie」を本人歌唱で初めて聞いたし、Stevie WonderではJohnnyの持ち歌「Get a Rhythm」の替え歌に合わせStevieが楽器を持ち替えソロをとっている(コイツは他人事ながら大変だったろうなぁ)
Charley Prideという人は知らんかったけど(Hank Williamsメドレーで)歌ウマイです。
わたくしおすすめはまず
Linda Ronstadt 。ミニスカでピチピチ、キャピキャピぶりをご覧あれ。
それと
Melanie 、動く姿初めてですが、想像通りの「姉御っぷり」。
一番のビックリは
Derek & the Dominos 。
1970年10?12月の北米ツアーの合間に(収録は11月5日)出演。
Johnny Cashから全員が紹介された後(Bobby Whitlock,Jim Gordon,Carl Radle,そしてDerek=Eric Clapton)ブルースナンバーの「It's Too Late」を披露。ここでのギターは
まだ<Blackie>でなくファーストソロのジャッケットに出てる<Brownie>。The BandのRobbie Robertsonの影響からかペキペキのストラトトーンだ。
この後、Johnnyとおしゃべり。どんなミュージシャンから影響受けたか?とかのやりとりで(たぶん・・・
)待ってました!
Carl Perkins 。
三人で「Match Box」。Johnnyが(リハと違い)Ericのパートの一部を歌ってしまい笑ってたりCarlの水を得た魚の如きイキイキした表情。この嬉しそうな顔見れるだけでもこちらもウレシイ(Carlのマイクのレベルが低いのが惜しい)。
これには後日談あり。15年後に英でTVプログラム「
Carl Perkins&friends?Rockabilly Session 」で再演される。
但し、Johnnyじゃなく娘のRosanne Cashですが・・・ぜひ見比べて欲しい。
当然ながらカミサンのJune Carterとの共演が最も多いんですが、その関係でCarter Familyとの共演も・・・中でもOriginal Carter Familyの一人
Mother Maybelle が
あの1928年製Gibson L-5 で奏でる「Wildwood Flower」は貴重を越え歴史的なことじゃないかな。
関係者の方々、ぜひこれら貴重な音楽財産を編集して
DVDにまとめ発売して下さい 。(権利関係が複雑なのはわかりますが・・・)
って言いつつも出てたけど海賊版ぽいぞ。
伝記映画「Walk the Line」
2006/06/04(日) 19:48:26 |
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んでジョニーキャッシュの「
At Folsom Prison 」ですが、
1968年1月の”フォルサム刑務所”での実況録音盤です。
(昔はライヴ盤はこんな風に呼んでましたね)
ジョニー自身、薬物中毒から立ち直ると「塀の中の人々」からファンレターが多いことに
気づき慰問を開始。
翌69年にも「
At San Quentin 」(サンクエンティン刑務所の実況録音)を残す。
彼自身のキャリアもここから69年?71年のABCテレビ「Johnny Cash Show」経て全国的
人気を得て最も輝かしい時を迎えるのでありました。
メンバーはLuther Perkins(G),Marshll Grant(B)<50年代からの仲間>に加え
W.S.Holland(Dr),婚約者のJune Carter(もちろんCarter FamilyのMother Maybelleの娘)
特筆すべきはあの
Carl Perkins (G)をバンドに迎え入れていることだ。
サン時代の盟友で才能はあるけどツイてなくて鳴かず飛ばずの彼に手を差し伸べているのだ。(CarlとLutherの間には縁故関係はナイみたい)
曲目もサン時代の「Folsom Prison Blues」から始まり(この曲にひっかけてこの刑務所でのライヴを思い付いたんだろうか?)
死刑囚の執行前25分を描いた「25 Minutes To Go」(囚人たちを前にこんなん歌ってイイの?)
June Carterとのデュエットの定番「Jackson」
ホントは塀の中から故郷を想い募る(プリズナーソングの)「Green Green Grass Of Home」
など19曲。(CD化に際し3曲追加)
ブックレットの写真を見る限りテーブルに着いてリラックスして聞く囚人たち。
(どこかの慰問とは様子が違うゾ)
後半ヤローばかりなんで盛り上がる、Juneが登場すると更に盛り上がる。
ハッキリ言って今までほとんどJohnny Cashを聞いた事なくて米国での人気が信じられなかったんですが(顔もコワイし、声は低いし・・・)
でもやっぱり刑事コロンボにも出演するぐらいなんで(たしか「白鳥の詩」っていうエピソードだったかな)かなりの国民的人気だったんでしょう。
だんだん好きになって来た
この後色々話題の「
You Tube 」で検索したら出るわ出るわ(玉石混合ですけどね)、この人の人気ぶりがわかります。
中でも「Johnny Cash Show」のアップ数も多いんで見ていったら・・・止まらない。
2006/06/02(金) 22:01:06 |
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